巨悪と戦う 追記あり

メイン機は携行性が今ひとつで
今、サブカメラとしてCanonPowershot s120と年明けから
EOSMダブルレンズキットを使っている。

s120は望遠側のF値が暗い以外、寄れるしコンパクトだし、
センサーサイズなりではあるが画質も良い。

EOSMは… EOSのAPS−Cセンサーまんまで頼もしいんだが
評判通りAFが遅い。
ファームアップしても遅い。
遅いというより迷う。
迷子になって行ったり来たり、あの世とこの世の渡し舟…
って…
動きもの撮る人はこれを選ぶべきではない。
まったりスナップ、MF上等な自分さえ唇がとんがる時がある。

仕方ないから迷ったらフルタイムMFしようとするが、
日中太陽下で液晶でのピント合わせは苦行。

気がつくと検索でファインダーと可動液晶搭載のx30か
STYLUS1sってコンデジ価格調査していた。
勿論手持ちの二台のサブカメラはドナドナして…
今日はドナドナしたあとヨドバシ弾丸ツアー予定だった…



そう、戦っていた巨悪とは大いなる物欲だったのだ。




だが我輩は勝利した。
一晩寝たら頭が冷えていた。

確かにAFは不満である。
だが、APS−Cセンサーでこれだけコンパクトで、
m22単焦点レンズは納得の性能で、
そんな機体が満足のプライスでこれから手に入るだろうか?

ファインダーと可動液晶があれば撮影のストレスは軽減される。
でも豆粒センサーなりの被写界深度に複雑な思いでモヤモヤ
し続けるだろう。
結局なるべくコンパクトサイズって要求をするからには
何かの性能を割り切らなくてはならない。

ドナドナは辞めだ。
EOSMのピクチャースタイルをいじって、今日は最小限の装備で出かけた。

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2016/3/某日追記

あれからEOSMに11-22mmの広角ズーム導入して
その便利さに手放せなくなった。
当分機材投入の予定は無いが、
今の物欲としてはM3ボディ+EVF
ついこの間出たばっかのフジのx70…
x70はAPS-Cセンサーに換算28mm2.8のレンズで
フィルム時代に使用していたディスタゴン28mmとほぼ同じ感覚で使えそう…
存在すら知らなかった遠い親戚の遺産が手に入ったら
α7の一番ハイスペックなやつにOtus1.4/28の大口径のやつ…
よ、よだれ…

物欲妄想は楽し。